の2点です。
銀行側は、債務超過解消にかかる年数
*1と債務の償還に関する年数
*2の2つを見て、判断しております。
自己資本の量と、負債を解消するための利益率の2者が重要となっており、
どちらか片方だけ改善しても大幅な区分アップは見込めません。
*1: 債務超過解消期間 = 債務超過額 ÷ 当期利益
*2: 債務償還年数 = 有利子負債合計 ÷ 正常運転資金(キャッシュ・フロー)
2点を改善すれば区分アップする可能性が上がるわけですが、ではどうのように進めるかが重要な点になってくるかと思います。
上にも触れましたが、事業計画はその意味でも重要です。
事業計画にとって重要なのは、何よりも実現可能性が高い抜本的な再建計画を策定することです。
これは区分からの見方では、5年後程度に区分が一番上の正常先となることを意味します。
こういった計画が策定できなくとも、10年後に正常先となることが見込まれる計画もまた、評価されます。
計画を策定するためには事業の目利きや、市場分析など総合的な力が必要です。
上記の内容は言葉にすると簡単ですが、実際に判断するのは人間ですので、細かな点まで配慮する必要があります。
銀行員の経験と、法人経営の観点から、身近なところで融資などの支援をさせていただければと思います。
無料となっておりますので、ぜひ一度ご相談のほどお願い申し上げます。
また、近年国によって制定された認定支援機関にも採択されております。
ご興味のある方は、ぜひ
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